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ICT活用現場見学会(梯川河道掘削工事)
2017-10-18 17:30
10月16日、未来の建設業の担い手となる学生を対象に現場見学会を開催しました。建設業への興味・関心を持っていただくこと、特に「ICT土工」活用工事の理解を深めることを目的として建設現場を見学して頂きました。
金沢工業大学環境土木工学科の工事現場視察として、弊社が小松市内で工事を進める「H28梯川河道掘削工事」の現場を同学科の1年生約50人が見学されました。
見学会に先立ち、北陸地方整備局金沢河川国道事務所小松出張所長栗本拓也氏より開催趣旨のご挨拶を頂きました。
梯川水系河川整備計画の事業説明から当現場での工事概要、ICTの活用についての説明を行った後、リモコンボートのモニター視聴、CIMの視聴、マシンガイダンス及びマシンコントロール操作モニター視聴、マシンガイダンスバックホウの展示説明等を実施しました。
河道の浚渫工事においてICT土工を採用した例は全国的にも少なく、貴重な体験となったようで、生憎の小雨の中ではありましたが、学生さんたちは大変興味深く熱心に見学されておりました。
梯川の河道掘削工事は、北陸地方整備局金沢河川国道事務所発注の工事で、起工測量から3Dデータ納品までの流れを陸上でのICT土工と同様に行うことで一層の効率化を図っています。
ICTによりもたらされる生産性の向上、安全性の確保、コストの削減などのメリットは大きく、弊社としてもICT技術の活用を促進させて行きたいと考えております。