社長メッセージ
建設業というと、橋を架け、道を通し、建物をつくる、そんな工事が思い浮かぶと思います。しかし何のために工事をするのかと言えば、それは自然災害から人を守り、住み良いまちをつくり、経済を活発にするためです。
当社は今年創業112年目を迎える、長い歴史を持つ会社です。老舗と呼ばれる企業には保守的なイメージがあるかもしれません。しかし、伝統を守るだけでは現代の環境変化に対応しきれません。常に新しいチャレンジをするからこそ長く続く企業になり得ると私は考えています。
そんな私たちの目指す姿は、「困ったときの真柄さん」です。建設というキーワードはあえて掲げていません。建設業という枠にとらわれず、建てる前からお客様に寄り添い、さまざまな可能性を追求する柔軟性を持って進んでいきたいと考えています。
そのためにも一番大事にしたいのは、若手社員の率直な意見や新しいアイデアです。みなさん、ぜひ自己主張してください。
当社には年に一度、自己申告書のかたちで全社員の意見を吸い上げる制度があります。制度があることはもちろん重要ですが、それ以上に、経営者として普段から誰もが意見を言いやすい雰囲気をつくることに心を砕いています。そして寄せられた意見に対しては、きちんと向き合い、会社として必ず何らかの対応をします。また社員教育・研修については、上から押し付けるのではなく、積極的なボトムアップの動きが生まれることを期待して、毎年内容の見直しを行っています。
取引会社の方はよく「真柄さんの社員は真面目だよね」と言ってくださいます。その上で当社には、先輩と後輩、上司と部下のあいだで歩み寄り、教え合う温かな社風が受け継がれています。
石川の企業で、これだけ幅広い工事に携わっているのは当社だけです。会社規模も一人ひとりの存在や仕事ぶりに目が行き届くちょうどいい規模です。
真柄建設には、多様な人材が継続して活躍できるステージがあります。新しいモノ・コトへの「好奇心」を携えて、飛び込んできてください。